子育て情報
第6回:0〜3 歳 家庭でできる感覚遊び
0〜3 歳の子どもにとって、感覚遊びは「脳の発達を支える大切な学び」です。
触る・見る・聞く・においをかぐ・動かすなど、五感を使った経験は、言葉や思考の土台をつくります。
特別な道具がなくても、家庭にあるもので十分に楽しめます。
ここでは、年齢に合わせた感覚遊びと、家庭で取り入れるときのポイントを紹介します。
0〜1 歳頃は「触って確かめる」ことが中心です。
赤ちゃんは手や口を使って世界を知ろうとします。
・タオルやガーゼの触り比べ
・ペットボトルにビーズや小豆を入れたガラガラ
・布を引っ張り出す遊び
など、シンプルな遊びで十分です。
大切なのは、赤ちゃんが自分のペースでじっくり触れられる環境をつくることです。
安全に配慮しながら、さまざまな素材に触れる経験を増やしていきましょう。
1〜2 歳になると、手先が器用になり、感覚遊びの幅が広がります。
・水遊び(カップに移す、手で触る)
・小麦粉ねんど
・新聞紙(またはそれに代わる紙)をちぎる、丸める
・氷を触って溶ける様子を楽しむ
など、変化のある遊びが子どもの興味を引きます。
特に水や氷は、温度や形の変化を感じられるため、感覚の発達にとても良い刺激になります。
新聞紙(またはそれに代わる紙)遊びは、破る音や手触りの違いを楽しめるだけでなく、ストレス発散にもなります。
2〜3 歳になると、感覚遊びが「表現」につながっていきます。
・指絵の具(手で塗る、混ぜる)
・片栗粉スライム
・色水遊び
・どんぐりや葉っぱを使った自然素材遊び
など、素材の変化や色の混ざり方を楽しむ遊びが人気です。
色水遊びは、透明のカップを使うと色の違いがよく見え、混ぜるとどう変わるかを観察する力が育ちます。
自然素材は季節を感じられ、親子で散歩しながら材料を集める楽しさもあります。
感覚遊びを家庭で取り入れるときのポイントは、 「準備を簡単に」「片づけを楽に」 することです。
レジャーシートを敷く、遊ぶ範囲を決める、汚れてもよい服にする
など、環境を整えるだけで、保護者の負担がぐっと軽くなります。
遊びの時間は短くても構いません。
5分でも、子どもにとっては十分な学びになります。
また、感覚遊びは「できばえ」よりも「過程」が大切です。
大人が手を出しすぎず、子どもが自分で試す時間を大切にしましょう。
「冷たいね」「ぐにゅっとしてるね」「色が変わったね」 と、感じたことを言葉にしてあげると、子どもの言葉の発達にもつながります。
安全面にも気をつけましょう。
誤飲しやすいものは避け、遊ぶときは必ず大人がそばにいることが大切です。
特に水遊びは、少量でも目を離さないようにしましょう。
感覚遊びは、子どもの「やってみたい」という気持ちを引き出し、集中力や創造力を育てます。
家庭で無理なく取り入れながら、親子で一緒に楽しむ時間を作って行きましょう。
毎日の小さな経験が、子どもの大きな成長につながります。
目次
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- 第1回:おむつ外しの始め方と進め方
- 第2回:1〜3 歳の発達と生活リズム
- 第3回:おやつの与え方(量・時間・種類)
- 第4回:イヤイヤ期との向き合い方
- 第5回:夏の生活リズムと水分補給
- 第6回:0〜3 歳 家庭でできる感覚遊び
- 第7回:言葉の発達と関わり方







